SIGMA-SE Tech Blog

SIGMA-SE Tech Blog


当サイトは、過去に運営していた別ドメイン(unisia-se.com)から sigma-se.com へ移行した技術ブログです。
旧サイトの記事をもとに、内容の精査・加筆・最新化を行い再構成しています。
正確で実用的な情報提供を目的としています。

Webシステム開発 - Angular入門:ルートコンポーネント表示までの流れ

目的

この記事では、ルートコンポーネントが表示されるまでのプログラムの流れについて要説する。

また、雛形プロジェクトを生成した直後の状態をサンプルとし、ルートコンポーネントの表示結果となる前ページWebシステム開発 - Angular入門:雛形プロジェクトの作成 > ローカルサーバーの実行確認 > ローカルサーバーの起動確認起動画面(template-pj app is running!.)表示を例に記載する。

※ 起動画面は、以降で示すトップページスタートアップコードルートモジュールルートコンポーネントの順で読み込まれる。

トップページ(index.html、styles.css)の読み込み

index.html は、アプリケーションのトップページとして最初に読み込まれ、コンポーネントの呼出しは、セレクターと呼ばれるコンポーネントのキーを要素名とすることで関連付けされる。

以下、index.htmlでは次項で示すルートコンポーネントのセレクターapp-rootbody部で指定し関連付けしている。

また、styles.css には、土台となる汎用的な共通スタイルを追記する。
(雛形プロジェクトの生成時は、スタイルは設定されていない。)

  • index.html pid70_1

  • style.css pid70_2

スタートアップコード(main.ts)の読み込み

main.tsでは、ブラウザでアプリケーションを起動するために準備されているAngular標準の platformBrowserDynamic.bootstrapModuleメソッドを次項で示す ルートモジュールAppModule)を引数とし、起動している。

  • main.ts pid70_3

ルートモジュール(app.modules.ts)の読み込み

app.modules.tsでは、モジュール構成の宣言(@NgModuleデコレーター)とモジュールクラスの定義(export class AppModule)が記述されている。

  • app.module.ts pid70_4

@NgModuleデコレーターで設定できる主なパラメーターは、以下の通りでdeclarationsbootstrapに次項で示す ルートコンポーネントAppComponent)を設定し、このルートモジュール(AppModule)をexport class AppModuleで公開し、前項のスタートアップコード(main.ts)で参照している。

  • @NgModuleデコレーターの主な設定項目
    • declarations : モジュールに属すコンポーネント(※1)、ディレクティブ(※2)、パイプ(※3)等の設定
       (※1)コンポーネント : 次項で示す@Componentデコレーターでラップされているクラス一式
       (※2)ディレクティブ : ngIfngForngStylengClass等の構造/属性ディレクティブ
       (※3)パイプ : 与えられたデータを加工整形する仕組み
    • imports : NgModuleで宣言した外部モジュールのインポート設定
    • export : NgModuleで宣言したモジュールの公開設定
    • providers : サービスクラスをimports先で使用できるようにする設定(DI:依存性注入)
    • bootstrap : ルートコンポーネントの設定
    • Id : モジュールIDの設定

ルートコンポーネント(app.componet.ts)の読み込み

ルートコンポーネントとは、最初に呼出されるメインとなるコンポーネントであり、前項までの経緯でルートモジュール(app.modules.ts)から呼出される。

@Componentデコレーター の下記パラメーターで自身のセレクター、HTML、CSSを設定し、起動画面(template-pj app is running!.)を表示している。

  • @Componentデコレーターの主な設定項目
    selector : コンポーネントの参照キー。
    templateUrl : コンポーネントが読み込むHTMLのファイルパス。
    styleUrls : コンポーネントが読み込むCSSファイルパス。

    • app.component.ts pid70_5

    • 起動画面(template-pj app is running!.) pid70_6



Copyright SIGMA-SE All Rights Reserved.
s-hama@sigma-se.jp